明治・大正・昭和初期の史書から
百年前の史書を、
原本にあたりながら読み直す。
国立国会図書館が公開する明治〜昭和前期の史書・史料集を元本に、幕末を中心とした日本史を、一文ごとに出典へたどれる形で書いています。
2027年1月10日 放送開始大河ドラマ『逆賊の幕臣』の時代を、記録で読む
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島津斉彬の忍耐 ―― 高崎崩れと血染めの肌着
嘉永元年(1848年)十二月十八日。薩摩藩の財政を長年一手に握ってきた調所笑左衛門が、血を吐いて死んだ。 -



琉球という痛手 ―― 島津齊彬はいかにして薩摩を継いだか
江戸の島津齊彬の手もとに、薩摩から二通の報せが届いた。一通は島津將曹から島津石見に宛てたものである。琉球は平穏、案じることはない、という趣旨であった。もう一通は、島津豐後と末川近江から、同じ島津石見に宛てた内報である。そ… -



徳川斉昭の除姦運動 ―― 弘化元年から嘉永五年まで、水戸藩政をめぐる八年
一通の書状が、水戸藩の下屋敷から老中の阿部正弘のもとへ届く。 -



不眠晩景の乱筆 ―― 徳川斉昭、大奥老女姉小路への一書
弘化三年(1846年)八月朔日。夜が更けても灯が消えない。宛名は大奥の老女、姉小路。末尾に一句が添えられていた。眠れぬ夜に書いた乱れた筆跡、という意味である。 -



結城寅寿の十六年 ―― 水戸党争と徳川斉昭の失脚
藤田東湖は水戸の竹隈に閑居していた。 -



徳川斉昭の復活 ―― 望遠鏡から後楽園の舟まで
弘化二年(1845年)七月。用向きは、阿部の所蔵する望遠鏡を借りたい、というものである。 -



長崎の三か月 ―― 露使プチャーチンと幕府の先送り
検使の大井三郎助が沖へ出た。向かう先は、港内に繋がれたロシア船。告げるべきことは、一つだけだった。将軍徳川家慶の死である。 -



下田に戻った条約 ―― アダムスの批准交換
伊豆下田の沖、神子元島の向こうに黒い船影が一つ。
蔵にある本
史料一覧 →記事は、著作権保護期間が満了した以下の資料から書いています。いずれも国立国会図書館デジタルコレクションで原本を読めます。
